第8回(2002年04月05日)

上海でのお茶会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステンシルスクールでのイースターのお茶会を済ませた後、今度は上海のお茶会に行って来ました。

 


日中国交正常化30周年記念
上海魯迅記念館茶会
「波流碧水」

遙か昔、稲を携え、波に乗ってやってきた人々によってもたらされた稲作。あるいは、宋に学んだ栄西が仏教と共に伝えた茶は、日本文化の骨格を形成しました。日本文化の源流である中国文化に感謝を込めて、春の一日、えにしの深い、魯迅記念館に於いて、「一服の茶」を差し上げたいと存じます。日本の作家、西村潤と富谷智の彫刻、萩原道子の作陶とのコラボレーションをお楽しみいただけましたら嬉しく思います。どうぞ、お出かけくださいませ。

「ちゃちゃい亭」亭主 大高玲香
 

 

 

 

 

 

 

 

こんな招待状(右上)と共に上海、魯迅記念館にてお茶会のお手伝いをしてきました。「CHA・CHAI・THE'」(ちゃちゃい亭)亭主・大高玲香先生の中国のお客様をご招待してのお茶会です。

 

 

 

 

大高玲香先生はショッププランナーとして銀座プランタンを立ち上げられたり、アニヴェルセル青山のアドバイザーとして等々ご活躍されていらっしゃいます。ご自身が出来る若い人たちに伝承したいこととして、私たちにお茶遊びを通して、季節を感じる心、もてなし・もてなされる喜びを教えてくださることになり、それからもう5年目を迎えます。
 

 

 

 

 

 

 

 

えーっ?!もうそんなにたってしまうんだ!!と驚いてしまうのは教えていただいている私…なのに、何もお点前のことは身に付いていません…。(なんて堂々と言ってはいけないことですが)覚えているのは、いつもお稽古の後にいただく「おいしかったこと」ばかり…。

ちゃちゃい亭に集まってきている人は大半が遊び好き(?)の方たちばかり。お茶のお稽古にかこつけて、おいしい物をいただいたり、夏茶碗を作りにガラス吹きに行ったり、奈良へ茶筅作りを見に出かけたりと楽しいことが一杯のちゃちゃい亭です。もちろん、大高先生は一生懸命お点前を教えてくださっています!!

 

 

ステンシル教室の日程と重なってしまうことも多くお稽古日に参加できないことも多いのですが、今回の上海は、なかなか行く機会も得られないところですし個人では経験できないことなので、教室スケジュールを無理にあわせてもらって行ってきました。

日本では、着物を着る機会なんてないのですが、国際交流と言うこともあるし、がんばって荷物に詰め込んでみました、元々茶道を究めたいと言うことではじめたお稽古ではないのですが、お遊びの中にも、やっぱり日本の文化のおもしろさ、豊かさなど感じることが出来、着物を着ると言うことにも近頃は関心を持てるようにもなりましたしもっともっとふれてみたいお茶の心です。

お点前は、魯迅記念館のお庭と館内の2カ所で、皆、うる覚えの作法を確認しながら打ち合わせて。お菓子は、「波流碧水」のテーマにあわせて、お干菓子と桃のおまんじゅうを流れるように並べ、それぞれお取りいただきました。…ちょっと私もまねごとを写真におさめてもらって、笑っちゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上海でのお茶会 (2)

 

 

 

 

 

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