第11回(2002年12月15日)

間もなくクリスマスですね

 

夏の作品展からずーっと更新が途絶えていてしまったコラム…久しぶりに書いています。
夏から秋にかけてイベント続きで瞬く間に過ぎていってしまった気分です。

 

 

 

毎年のことですが、夏休み明けの9月から始まるティータイムステンシル(初級クラス)。新しいクラスが始まるときはいつまでたっても本当に不安と緊張で迎えます。

そんな頃は9月と言ってもまだまだ夏の暑さがいったりきたり…お彼岸が過ぎてようやく秋の気配になりだして茅ヶ崎のデイジーカフェでの教室や、春に続くフローレンス西村先生のフローズサロンでガラスエッチングでのお手伝い等の小さな出張教室や、清里フェスタや神戸・大阪といった関西での教室開催等ちょっとした旅行気分の味わえる出張教室…。

 

12月にはいってようやく自宅にも少しずつクリスマス気分をと、カタカタとミシンがけをしたりステンシルをしたりと飾り付けをはじめました。

去年のクリスマスは、ガラスエッチングのライティングにあわせてキラキラとした輝きと透明感をいかしたデコレーションを楽しみましたが、今年は、とにかく外へ出かけるイベントが多く気が付くと庭は荒れ放題。よく取れば落ち葉のじゅうたんはこの上なく美しく…というわけでこの背景をいかしたクリスマスデコレーションにすることにして、今年のテーマはやっぱりナチュラルスタイルのクリスマス。

 

なかなかじっくり型切りをしている時間も持てませんでしたが、そこは長年続けているステンシルですから今まで作った型の中から選び出し(ここがステンシルのいいところの一つです)、エッチングの食器とあわせて今年のスタイルがなんとか出来上がりました。

毎年恒例の我が家でのクリスマスは結婚して以来ずーと続いています。とても親しい長年来の友人達に加えて毎年新しい出会いのあった方たちも増え気が付くと20人以上のときも…。そんな恒例のクリスマスパーティーは必ずターキーを焼いてきてくれる友人もいてやっぱりアルコールが中心になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は、そんないつものクリスマスパーティーの前にちょっと一足早くスウィーツを中心にティーパーティーを開くことにしました。これにはちょっと訳があるのですが神戸に行った時にフロインドリーブ(ドイツパンのおいしいお店です)のシトレーンをお土産にと買ってきました。45日、日持ちしますとはありますが、クリスマスまでではちょっと、ということで早めですがお茶を楽しもうということにしました。
 

 

 

 

 

 

 

 

エッチングした食器は、去年の横浜高島屋マピウスでの販売用にデザインしたものですガラスの器ですが冬用のデザインにして楽しんでいます。冬のガラス器も氷の透明さを感じてきれいだなって思っています。でもあんまり冷たい印象にならないようにクロス類の色やステンシルを組み合わせます。
 

 

 

主役にしたいシトレーンののった大皿はトナカイと針葉樹をデザインしてみました。ツリーの飾りのような金銀に包まれたチョコレートも同じデザインの深皿に入れて少し華やかにして、三段重なったお皿のはガラスエッチングの本の中でデザインしたドングリと同じ模様を縁取りにしました。それから、ケーキドームは唐松模様です、やっぱり木の実のデザインが我が家らしくて好きです。エッチング模様がきれいに見えるようにこの中には絶対チョコレート菓子を入れます。

出窓のカフェカーテンやキッチンのドアカーテンもついでにお揃いにステンシルをして、さて本番クリスマスパーティーまでにはまだ少しだけ日にちがあるので、メニューを考えたり、大掃除もがんばらなくっちゃ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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