第21回（2006年3月3日）

パリへ行ってきました。

（4/4）

その他はもちろんパリに行ったらはずせない「蚤の市」や「朝市」です。クーニャンクールの「アンティークレース」と「ボタン」「ビーズ」のお店では満理子さんが釘付けに…。

日本ではない色のビーズやスパンコールの宝庫、それもそのはずです最近のスパンコールのほとんどがインドで作られているプラスチックのもの、このアンティークのものはゼラチンのようなものが原料なんだそうです。華やかなりしパリの1900年代初期のころのドレスの為に作られていたレースやビーズ、スパンコールのデッドストックです。

今回バンブーの蚤の市では悔しい思いをすることになりました。「アンティークのソーイングバスケット」蓋の部分が針刺しになり中布を作り替えたら素敵なものになりそうです。手に入れたかったのですが、ちょうど店主が電話中…仕方ないので後でもう一度戻ってと、あ〜やっぱり無くなってました。

あ〜、ほんとうに残念！！取り逃がした魚は大きいです…クーニャンクールでも捜しましたが同じようなものは見つからず…大きさだけ近いものを手に入れてあきらめました。

この引き出しの中にアンティークの
ビーズとスパンコールが…

とてもチャーミングな店員さん、アンティークの
時代や背景について色々説明してくださいました

もう一つパリへ行ったらはずせないのはパリの東急ハンズ「B.H.V.ベー・アッシュ・ベー」もちろん行ってきましたが今回は必要なものを最初からピックアップしていたので一日この中にはまってしまうと言うことは無くさらっと済ませました。あちらこちらリニューアルされていました。

バンブーの蚤の市

パリ市庁舎、この向こう側にB.H.V.が

パリ市庁舎前のメリーゴーランド
その間に見えているのがB.H.V.

セールの旗が下がっているのがB.H.V.

ここが正面入口です。

歩いていて、あちらこちらでステンシルを見つけることがあります。横断歩道にまで。ついステンシルを見つけると楽しくなってしまいます。

こんな色も

横断歩道のステンシル

こんなスプレーでステンシルされたものも
よく見かけます

あっちも、こっちも行きたいところだらけなので毎日毎日ほんとうによく歩き回ります。時間が惜しくて昼食を食べそびれてしまうこともほとんど…でもこの日はしっかり取りました。

昼食をしっかり食べたのはこの日だけ

パリの中でも、少し苦手なものもあります。それは Parfum などちょっと強すぎる香りのもの。もちろんほのかな素敵な香りもあるのですが、あまり強いものは頭も鼻も痛くなってしまいます。
花屋の角を曲がったらバラの香りがしたりミモザの甘い香り、夏だったら夕立の後の雨と埃が混ざったにおい、海辺の町の駅をおりた途端広がる潮の香り、そんな自然の香りがたまらなく好きなので、それを消してしまいそうなほどの強い香りは苦手です。
でもその中でパリのどこのスーパーでもみかけるマルセイユ石鹸。セーラーマンのイラストのついたかわいいパッケージの石鹸、その中で見つけた「バスソープ」ミルクとオリーブのものがパッケージの色も香りも気に入って仕入れてきました。
ハンドソープもラベンダーとオリーブのもの、キッチン用のシトロン系のと3種です。しばらく何気ないマルセイユ石鹸のリキッドタイプにはまりそうです。

昨年11月末から12月にかけて Outside in ステンシル教室ではドイツのクリスマスマーケット巡りをしてきたのですが、来年はステンシル教室の生徒さん方と一緒にパリの手芸店巡りをしようかな〜などとも思っています。

何気な〜い雑貨の楽しみを皆さんにもお伝え出来たらと、パリで買い付けた雑貨市、Outside in にてただいま開催中です。
手芸小物から、アンティーク、エッフェル塔デザインの小物まで楽しいものが満載です！！是非、お立ち寄りくださいませ！！

そしてこの春の Marico's Bag のイベントをお楽しみに！！パリの香りがたっぷりの…いいえそれ以上に自分だけのオーダーバッグに皆はまってしまうと思います。
私が Marico's Bag にはまっているように！！

さあ、沢山楽しいものを見て作りたいもの一杯の気持ちで帰ってきたパリ。私も熱の冷めないうちに形にしていこうと思います。

マルセイユ石鹸

旅のお供、今回はこの中にもう一つ
小さなトランクを入れ子にして出かけました

旅のお供その2、ステンシルをした着替え入れです。ドアにかけているのはお洗濯物入れ、旅行中の洗濯物を入れて帰りはこのループになっているところを口にかけると閉じることが出来ます。途中ランドリーに行く時も便利ですし大切なものはこの中に入れたまま洗濯機にかけることもあります。