2009 年 6 月 のアーカイブ

アカンサス

2009. 06.26

ギリシャ・ローマ時代コリント様式の建築文様のアカンサス。背丈は1mほどでしょうか,あまり見かける事が無いかもしれませんが文様を見たら「ああ〜知ってる!!」という方が多いと思います。ウィリアム・モリスのデザインの中でも一番多く使われていますしステンシルデザインとしてもよく洋書などで見かけていると思います。
朝,駅へ向かう途中のお庭・・・これは裏門のところ,表門のところにもアカンサスの群生があり何ともかっこ良く見とれてしまいます。勝手に写真を撮ってはいけないと思いつつ少し離れたところからそっと一枚写させていただきました。

カルトンペルフォレ

2009. 06.23

フランスの刺繍本やアンティーク手芸小物などで見かけるクロスステッチ用布の様な目の通った紙。これにクロスステッチを少し刺して携帯ソーイングケースに付けてあったり、クロモを貼りつけその周りがカットされて栞になっていたりというのを目にする事はよくありました。
紙という素材が刺繍と合わせた時の使い方にどうもピンとくる事がありませんでしたが「ヴェロニクさん」の本を一目見てからはすっかり夢中になってしまいました!!
カッターとカッターマットはステンシルやエッチングの必需品・・・全く同じ道具でプツプツッと丸い小さな穴の並んだ紙をレース模様のようにカットしていきます。穴と穴の間をカットするだけなのでステンシルやエッチングの型を作るよりず〜っと簡単!!
写真はフレームの中央はステンシルの型を色ラシャ紙で作りそのまわりにカルトンペレフォレでレースのように飾ってみました。飾ってはみましたが・・・まだ練習中。作りたいものがあり只今ひたすら練習中です。
間もなくOutside inにお勧めの「ヴェロニクさん」の本もカルトンペレフォレ台紙も追加入荷予定です!!

イニシャルデザイン

2009. 06.20

今日はステンシル特別クラス(卒業研究生クラス)がありました。
今回の課題は反転柄のデザイン、それぞれ自分のイニシャルをデザインしました。反転柄というのは通常のステンシルデザインとは少し異なり,描きたい模様には色を入れずそのまわりに色を入れることによりデザインが浮き上がるようなステンシルを。
課題さえ投げかけたら,みんな素敵なオリジナルデザインに仕上がります。
私にとっても一緒に学ぶことがとても楽しみのクラスです。

夏の出窓用ランプシェード

2009. 06.18

寝室の小さな出窓です。
ついつい小さなかわいいものを見るとコレクションという程のことではないですが集めてしまうことがあります。いつもすべてを飾っておくというスペースももちろん無いですし時々模様替えをして楽しむようにしています。この出窓はそんな楽しみ方の出来る小さなスペースです。
時にはパリに行った時に少しずつ買い集めてきたエッフェル塔だらけだったりとか。
今は,海で拾い集めてきた貝殻や海の景色をエッチングした色々なガラス、灯台の小物など夏スタイルです。
そこに加えたかった常夜灯用のシェード。反転柄を生かしたステンシルをシェードの裏にして(ライトを付けるとステンシルが浮き上がって見えるようにとの思いです)ヘンプ紐でかがっただけの簡単な作りで完成!!ステンシル模様がこの写真ではわかりにくいですが同じステンシルデザインで小さなフレームに入れるカードも作って鎌倉にも飾ってみました。

TV撮影

2009. 06.17

今日は鎌倉Outside inでの体験ミニレッスンの日でした。ガラスエッチング体験レッスンにご参加くださった中にホンジャマカ?石塚英彦さんも。。。
とても急なお話で私もびっくりでしたが、日本テレビ「メレンゲの気持ち」という番組の中の「通りの達人」というコーナーでのご取材をいただきました。
ちょうどガラスエッチングの体験レッスン中にお立ち寄りくださりミニレッスンにご参加!!さらさらっとイラストを描かれてオリジナルのグラスを制作!!詳しくは放送をお楽しみにご覧ください!!
放送予定日は・・・7月11日(土)12:00〜13:00 日本テレビ「メレンゲの気持ち」
カットされずに放送されると良いのですが。。。
撮影にご協力くださったご参加の皆様,どうもありがとうございました!!

変わりガラスとエッチングのキャンドルホルダー

2009. 06.13

今日はガラスエッチング中級クラスで八角形のキャンドルホルダ−を作りました。
幅の広い4面がエッチング,細い4面には変わりガラスのようになるシートを貼り込んで半田を使って組み立てます。キャンドルの灯りにエッチング模様が浮き上がりとてもきれい!変わりガラスの部分も灯りがとても柔らかく、ひと味違います。
これからの季節は蚊よけキャンドルを灯すのがお勧めです!!

シェードガーデン

2009. 06.08

上野砂由紀さんの作る素敵なガーデンに魅せられて。。。でも、
北海道からフウロソウを持ち帰った庭は、見上げた空には緑の葉しか見えないシェードガーデン。雑木林の中の我が家の庭です(なんて書くとたいそう広い庭のような印象ですが,本当に猫の額ほどの狭い狭い庭です)。少し刈り込まなくてはと思うのですがすべて実生で育った木,「プラム」に「楓」に「ケヤキ」「コナラ」「柿」「グミ」などなど二十数年の時を感じます。
そしてそのうち実生の「ミモザ」も加わるでしょうか?
日陰が好きな植物といってもやっぱり花々はお日様を求めます。どうしても日を求めてひょろひょろっと弱々しく背が伸びていってしまいます。背ばかり伸びた植物はこれから迎える梅雨にあたり花の咲く頃にはみんな倒れてしまうのが庭作りの難しさです。今はかろうじて西日に照らされアスチルベが咲いていますが既に倒れ気味。。。手前に写っているのは茗荷。今年は特に茗荷の勢いがよくどんどん増えていってます。

この庭も二十数年前は芝生で子供とバトミントンを楽しんだ庭・・・家族の成長と共にそして住まい手の年齢と共に落ち着いたシェードガーデンと変わってきました。

上野ファームと風のガーデン

2009. 06.07

6月からの新しいクラスが始まる前にちょっとお休みをいただいて北海道へ行ってきました。
実は、ガラスエッチングの教室に通ってくださる生徒さんの中に富良野ご出身の方がいらっしゃって、上野ファームのこと,風のガーデンのこと,富良野のこと・・・をお聞かせくださいます。お話を伺ううちに気持ちは富良野へ。。。
ちょうど、お休みや色々なタイミングが合い旅行に行くゆとりを持つことが出来たので北海道のガーデン巡りとやっぱり外せない旭山動物園に行ってきました!!
北海道の気候を考えると半月ほど早すぎてしまうだろうなあ・・・と言う気はしたのですがこのタイミングを逃すと行けなくなりそうで。

旭川空港に着きそのまま上野ファームへ、ガーデンを歩く前にお腹がすいていたので併設された「納屋カフェ」で昼食をとることに・・・せっかくなので外のテーブル席へと出たら上野砂由紀さんがせっせとガーデニング!!花株の合間合間に花苗を植え込んでいらっしゃいました。
いったい何種類の宿根草が植わっているのでしょうか?どの株もしっかりとしてつぼみを沢山つけています。色々と質問させていただいてしまいました。もちろんとても気持ちよくお教えくださいました。とっても魅力的なかわいい方です!!
北海道はちょうど昨年行ったバルトの旅行と同じ季節。ライラックが咲き、ルピナスが美しく咲き始めて一年前を思い出させてもくれました。

欲しかったフウロソウの数々にも出会えて、我が家の庭でも育ってくれそうなものを念入りに選び,「風のガーデン」から一株,「上野ファーム」から一株買って帰りました。