ダーラナ地方の野の花

2011. 08.05

もう少し旅の余韻を・・・セテルグランタンの庭に咲く野の花々。ルピナス、ヤロウ、タンジー、アザミ、ツリガネニンジン、矢車草、カラスノエンドウ、アカツメクサ、スカビオサ、デイジー、バターカップ・・・私が見て名前を挙げられる(多分)花だけでもこんなにたくさんの花々が広ーい野に咲いています。

どんな風にかって?きっと皆さん写真を見せて!!って思われているんではないかと思います。ところがどう写真を撮ったらお伝え出来るのか・・・撮影テクニックの無い私にはこれを写真に収めることが出来ませんでした。
もうほんの少し前だったらルピナスが一面に咲き、美しいルピナスの群生する写真をお見せ出来たのではないかと思います。でもちょうどルピナスは終わりかけ、種になったルピナスが 、一面に咲くルピナスを想像させてくれました。

ルピナスに替わり次々に咲く花は、野を一色に染め上げるのではなく、優しい色が織り込まれているよう。。。野の花の美しさに安らぎます。この優しい花々がスウェーデン刺繍のモチーフになったのは当然の事なのでしょう。私も写真では撮りきれなかったの野の花々をステンシルで描いてみたいと思ったぐらいですから。

その感動を忘れないうちにと、使う目的も決まらないままに型切りを始めました。ヤロウやデイジー、矢車草などのいくつかは以前に型を作っているのがあるので、それに合わせて型作りをしていたのですが、型を切っているうちに作りたいものが浮かんできました。それにはちょっと、これでは大き過ぎ。小さくしてカットし直すことにしましたが、せっかく切った型なのでちょっと試し布に色を入れてみました。