前半の「手作りの旅」が終わり「ハーブの旅」が始まる6月8日までの4日間は二人旅です。皆さんをホテルで見送った後、私達はリガからバスに乗り、またエストニアに戻ることに。
初めてバルトに来た時の事を思い出します。ラトビアからエストニアへの夜中のバスに乗って、爆睡中に国境へ。気がつくと銃を下げた人が1人1人に何か。。。寝ぼけている私達には何事かわからずに、恐怖に震えました!!当時はまだ、シェンゲン協定が無くバスの中でパスポートを見せ入国手続きがありました。翌年はシェンゲン協定が結ばれて何のチェックも無く素通り、拍子抜けをしました。そんな事を思い出しながら通過しました。そして今回はパルヌへと向かいました。
パルヌはエストニアのリゾート地ですが、リゾートが目的ではなく、ここからキヒヌ島へ向かうのが目的です。そしてその前にパルヌのギルドにも寄ってみたかったので。
キヒヌ島は、平らなとても小さい島です。世界遺産の無形文化遺産に登録された島で、島民の伝統的な生活がそのまま受け継がれています。
フェリーで訪れた観光客は、車か、トラックの乗り合いか、自転車で周るかです。私達はレンタサイクルでまわりました。どこまでも続く青空と草原、スズランの群生が続く林の中と素晴らしい風景の中を気持ち良く自転車で走り抜け、中央にある伝統工芸博物館に寄り、気がつくと5時間も走り続け!!
ですが、2日前迄のお天気をうって変わり、気温が急に10度ほど下がり、冷たい強風が、そして、青空の下時々パラパラっと雨粒が。。。
しまいには、腿はパンパン!!もう体力の限界と、またフェリーに乗り、バスを乗り継ぎ2時間程かけて、ホテルへ帰り着きました。