来年の定期刺繍教室は、

2011. 11.03

先月末の二子玉川クルールでのマルシェで秋色あじさいのリースを作ってきました。毎年、庭のあじさいは自然にドライになり秋色の良い色になるのですが、今年は9月の台風ですっかり茶色になってしまいました。ニコタママルシェでいつもご一緒の「リベリュル」の体験レッスンで秋色あじさいのリースを作っていたので、私も作らせていただきました。まわりのスタッフ達は私には似合わない色を選んでいると思っている様子。。。(もう1つのリースはワインのコルクを使ったもの!!私にはこちらの方が似合っている??)

実は、玄関の小窓の枠色と2年前に刺した「わすれな草」のフレームとお花の取り合わせの色合いや大きさがピッタリ!!と頭の中で思い描いてました。刺繍のポイントのハートに合わせリースの形がちょっぴりいびつなハート風だったのでその形も生かしてみました!!小さなユーカリの線が3本ほど入れられたら良かったのになあ〜なんて思いつつ、フレームの上に掛けました。

来年の定期刺繍教室、ベーシックコースの課題が決まりました。前半が白い「ハーダンガーとアジュール」を合わせたドイリーと後半はこの「わすれな草」のフレームです。このわすれな草のフレームは花糸を使ったとても優しい色合いで、御園先生のご自宅に飾ってあったものを見つけお願いした課題でした。
花糸の優しさが気に入ってこれをとお願いしたものでしたが、刺し始めて文字のところを見ると「アメリカ同時多発テロ事件9・11」で亡くなった方を忘れずに悼む気持ちを込めたデザインであった事がわかりました。私の自宅に掛けてあるのは「WELCOME」の文字に変えて刺しましたが、ちょうど私にとっても大切な人との別れがあったので、一針一針その方のことを思いつつ、もう1つ同じものを刺しました。

「9・11」から10年、そして東日本大震災の「3・11」、どんな理由であっても大切な人を失う悲しみは同じ。優しい花糸のわすれな草を刺していると、少しずつ気持ちが安らいでいったような気がします。なんて、少し重い話になってしまいましたが、この優しい「わすれな草」のフレームが後半の課題です。

上級クラスは、只今御園先生がお見本を仕上げてくださっています!!楽しみですね〜!!夏から少しずつ打ち合わせをさせていただき、いつもながらの私の勝手な要求もりもりに応えて下さり・・・御園先生どうもありがとうございます!!来年も素敵な刺繍教室になります!!